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原油価格(WTI)2024年3月第2週見通し:CFD取引ブログ

原油価格(WTI)2024年3月第2週見通し:CFD取引ブログ

こんにちは、cohamizuです。

WTI原油の現在のポジションはスクエア、これまで上値を抑制されてきたレジスタンスを抜け、上昇トレンドチャネルのレジスタンスラインにヒットするであろう82ドル台への上昇を見込んでいます。

週初に下落する可能性を記述してあとも水曜・木曜ともに上ヒゲの長いスパイクハイ・ピンバーを示現して、上値が重く下方向への圧力が大きいと考えていたのですが、まったくアテが外れました。

しかしあとは、このベアフラッグのレジスタンスラインまでの戻りを試す動きを抑えるだけですので、これまでのレンジ相場に対して非常に取り組みやすいはずです。

WTI原油週足分析→ベアフラッグ上値抵抗線で反落リスク

WTI原油週足

先週は上昇したWTI原油も長期的に見るとベアフラッグというチャートパターンが成立しており「未だ弱気」です。

2023年9月28日を頂点とした下落相場の下降角度に比べて、年末からここまで反発してきた角度はかなり傾斜がゆるい右肩上がりの並行チャネルに収まっています。

この並行チャネルを下抜けると並行チャネルのレジスタンスラインに最頂部に達したポイントから9/28~12/27までの下落幅を引いた数値が下値目処になります。

82ドル台で最頂部をつけた場合は、57ドル付近が下値目処になるので、かなりの下落を喫するという判断になります。


WTI原油4時間足分析→シンメトリカルトライアングル上方ブレイク

WTI原油4時間足レクタングルパターン

WTI原油は、水平に引いたレジスタンスライン・サポートラインの中で持ち合いを形成し(一般的にレクタングルパターンと呼ばれます)、これを上抜けています。

最近では、エヌビディアが2023年6月~12月までこのレクタングルパターンで均衡を保った後、ブレイクすると80%近く急騰したことで知られています。

つまり均衡が破れて上方向へ相場が動くことが予め明らかになったので、あとは右肩上がりの並行チャネルの上値抵抗線までの上昇をどこで取るかだけに課題は絞られています。

次は1時間足に絞ってそのポイントを説明します。

WTI原油1時間足分析→シンメトリカルトライアングルのリターンムーブが最後の買いの好機

WTI原油1時間足

4時間足チャートでは、一定の価格レンジをブレイクしましたが、1時間足でどのポイントでポジションを取るかが課題になります。

目下、日足800SMA付近で上昇をレジストされており、引けにかけて上昇幅を削っていますので、強さはあまり感じない値動きです。

そのため上昇までの最終局面で形成されたシンメトリカルトライアングルのレジスタンスラインまで戻って再上昇するリターンムーブするという案もここでは考えられます。

これだとおそらく上昇しつつある1時間足62EMAでサポートされ再上昇するパターンに沿っています。

ただB地点~D地点まで下抜いて下落するのは、強気といえるかどうか疑問です。

従って調整するにしても79.50~80.00の間で持ち合いを形成してから、上昇を再開させそうです。

WTI原油ファンダメンタルズ分析

需給に関しては、毎週同じことを説明してもしょうがないので、個人投資家のセンチメントとやや先行する期待インフレ率を確認したほうが良いと思います。

IGクライアントセンチメントはネットロング

IG証券はグローバルでサービスを展開しているので、世界中の個人投資家のポジションがどうなっているか確認することができます。

まず先週と比べロングが▼20.04%減少、ショートが+53.18%増加し、58.79%の個人投資家が未決済のロングを保有しています。

IGクライアントセンチメント


IGクライアントセンチメントでショートが増えたということは、原油価格の上昇で含み損で苦しむ売り方がかなり増えたということです。

それは将来にわたって、損失に耐えきれずに損切り(買い戻し)するポジションが多数を占めるということですので、上昇圧力が強いことの証左でもあります。

WTI原油と相関する期待インフレ率は上昇

期待インフレ率は、債券投資家が需要と供給、そして今後の景気動向を加味して投資した物価連動国債から予測される今後最大10年間における年平均物価上昇率を示しています。

将来の実際の物価や景気に先行した動きをしており、とくに原油は物価に直接的な影響を及ぼしていることから、この期待インフレに相関した値動きになっています。

期待インフレ率

つまり最も市場規模が大きい債券市場で物価に対してどのような見方がされているか、物価に直接的な影響を及ぼす原油は将来どうなると考えられているのがある程度わかってきます。

直近では、どちらかというと上昇傾向にあります。

そのため方向性は上昇傾向にあるとみなして良いと思います。

WTI原油見通し結論

WTI原油2024年3月第2週の見通しは、これまで高値をレジストし続けてきた上値抵抗帯を上抜いたことから上昇トレンドを続行すると考えられます。

ただし年末から続く上昇トレンドラインの上値抵抗線までが到達目処で約82~83ドルの間になる見込みです。

それをオーバーするような上昇があった場合は、ロングを利益確定し今度は反落に備えることになります。


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