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原油価格(WTI)2024年2月第4週見通し:CFD取引ブログ

WTI原油日足20240218

こんにちは、cohamizuです。

WTI原油の現在のポジションは77.00ロング(買い)、ターゲットは上値抵抗線付近の81.30あたりに当面設定しています。

場合によっては、日足800SMA(緑線)が横たわる79.60で一旦利益確定して、若干のプルバックを利用して再エントリーする二段階のトレードもあり得ると思います。

先週のWTI原油の状況は、2/14に3ドル近く急落したものの4時間足62EMAで押し目をつけて反発し安値を切り上げながら上昇しています。

200SMAも突破して引けており一段と上昇トレンドを強めています。

これで5波構成の上昇トレンド最終5波目は、最後の上昇を残すのみとなっています。

日曜日の投稿では、WTI原油は上昇トレンドは継続すると考えて一度押し目をつけてから再上昇するという予測をしていました。


WTI原油4時間足

従ってうまく乗れた方は4時間足62EMAで押し目をつけた75ドル台後半、もしくは当方のように反発を確認してから1時間足62EMAで押し目買いして77ドルでロングをポジションメイクしていると思います。

当面は冒頭の日足チャートの上昇トレンドレジスタンスラインまでの上昇を達成すると考えて良さそうです。

しかしファンダメンタルズでは、供給が日量15万バレル上方修正し、需要はさして変わらなかったことから、通年の需給バランスは90万バレルの供給過剰となっています。

そのため、来週この上昇波動が終了すると原油価格の下押し圧力が顕在化し、急反落する可能性があります。

ポジションを漫然と持ち続けるのではなく、素早く「買い」から「売り」へ切り替える必要があると思います。

今回は、その理由を述べます。

WTI原油4時間足分析→チャートはV字回復型。上昇トレンド継続

WTI原油4時間足

前回の投稿では、上昇トレンド継続パターン「ブルフラッグ・ブルウェッジ」などの一時的な持ち合いパターンをブレイクして再上昇すると記述しました。

結論、そこまでの時間をかけずに4時間足62EMA(黄太線)で力強くV字反発しています。

厳密には、2/14の高値に届かず(届く前にNY市場の立会時間が終了)、翌2/15で1時間足62EMAで押し目をつけて2/14の高値水準に到達しています。

2/14の高値水準にひいた上値抵抗帯をブレイクして右肩上がりのV字回復パターンになれば、そこを足がかりにさらに上昇する可能性が高まります。

直近高値~安値にフィボナッチをひくと61.8%の調整で完了しているため1.382=81ドル、1.618=82.65といった水準がロングポジションのターゲットとなりやすいと考えています。

WTI原油1時間足分析→レジスタンスラインをブレイク→リターンムーブで本格的な上昇へ

WTI原油1時間足

1時間足でみるとまずは、78.39付近の2/14の高値水準がレジスタンスラインとして機能しています。

これを早々に破ることが大事になってくるのですが、主力組がトレードするNY市場は2/19は休場(プレジデントデー)なのでそれほど迫力のある売買をしてくるとは思えません。

そのため2/20~2/21の間が積極的に上値を追って買ってくる可能性が高く、2/14の高値水準がレジサポ転換して81ドルへの上昇への踏み台になっていくと考えています。

こうやって人が跳躍する前に屈むような動作に似た動きを「リターンムーブ」と呼びます。

WTI原油ファンダメンタルズ分析

EIAの需給バランスのレポートでは、第一四半期は供給不足、第二四半期は供給過剰という見通しです。

さらに最新の見通しでは、供給が日量15万バレル上方修正し、需要はさして変わらなかったことから、通年の需給バランスは90万バレルの供給過剰となって、原油価格にとってはマイナス要因がでてきています。

さらにインフレ指標が上ブレている状況から5月の利下げも消滅しており、需要回復期待は後退する一方となっています。

クライアントセンチメントはネットショートが週次で+16.29%増加

IG証券で確認できる個人投資家のポジションは、先週と比べショートが+16.29%増加しています。

グラフで見ると個人ポジションの推移は明らかにロングが減って、ショートが増加する「上昇パターン」になっています。

IGクライアントセンチメント

IGクライアントセンチメントは、損失は引き伸ばして、利益はすぐに確定してしまう人間の不合理な心理を表しており、ネットショートに傾いているということは、損失を抱えたショートポジションを持っている投資家が増えていることを示しています。

つまり含み損を抱えて苦しんでいるポジションが損切り(買い戻し)を執行することでさらに踏み上げ相場になるということなので、やはり買いから入るべきです。

WTI原油と相関する期待インフレ率も上昇傾向

期待インフレ率は、債券投資家が需要と供給、そして今後の景気動向を加味して投資した物価連動国債から予測される今後最大10年間における年平均物価上昇率を示しています。

将来の実際の物価や景気に先行した動きをしており、とくに原油は物価に直接的な影響を及ぼしていることから、この期待インフレに相関した値動きになっています。

期待インフレ率

つまり最も市場規模が大きい債券市場で物価に対してどのような見方がされているか?物価に直接的な影響を及ぼす原油は将来どうなると考えられているのがある程度わかってきます。

直近の動向では、まったく原油価格をなぞっており、先週の若干の調整を経てさらに踏み上げ上昇するという方向性になっています。

ということはこれが急落でもしない限り、買いから入るべきという判断になります。

買い方にとっては安心でき、売り方にとっては絶望しかない結果になっています。

WTI原油見通し結論

WTI原油2024年2月第4週の見通しは、2/14の急落からV字回復するパターンを想定し、81ドルまで上値を拡大する見込みです。

ただしそこから先は、第二四半期以降の供給過剰を織り込んで急落するリスクがあります。

したがって漫然としたロングポジションはリスクが高く、ターゲットに達したら利益確定されるリミット(指値)と、急反落しても利益を確保できるようにストップ(逆指値)を引き上げておくべきです。

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